単独ゲスト出演

3月14日、

 

おかえりフェスティバルさんの単独ライブにゲスト出演させていただきました。

ここ1年、兼業芸人と学生芸人限定のバトルライブ『二足のわらじ』で大活躍されたコンビで、玄さんとおやすみ、前田さんのお2人からなります。

 

ネタ作りを担当されているのがどちらか存じませんが、おかフェスのネタは漫才もコントも「これがやりたい!」という発想をもとに膨らませたようなものが多く、後からあのネタはこんなネタだったと思い返しやすいです。僕もそういう作り方をしますし、僕の好きなタイプのネタが多いです。

Twitterにも書いたし、ネタバレになるので詳しくは書けませんが、僕は『ペットを飼いたい』のネタが1番好きです。

 

お2人の持ち味はネタの新鮮さもさる事ながら、巧みな“音”の使い方です。

音響であったり、前田さんのキーボード生演奏であったりと多くのネタで音楽を使うのですが、その使い方がとにかく良い。

特に、音ネタではないネタ、音を中心に据えていないネタで突然使われる音響の数々は、ネタに爆発力を生み出し、尚且つ無理がありません。解散前に単独やってくれて本当に良かった。

 

そんな彼らの単独にお呼ばれしたきっかけは、僕のピンネタです。

遡ること約2ヶ月半、R-1グランプリ2021の1回戦で僕は『リフォームの匠』というネタを披露しました。今まで出た賞レースの中でウケが断トツで良く、2回戦に進出することができました。

しかし、年末、大会運営の方から悪夢の電話をいただきます。

「お使いになった曲が著作権的にグレーかもしれません。」

リフォームの匠というネタは、『大改造!劇的ビフォーアフター』の番組終盤で流れる曲を使うのですが、それが使えないとなると面白さがグッと下がってしまいます。

https://youtu.be/w5o6WVocs6k(こちらがネタの原型です)

CD音源ではなく、演奏して、録音したものなら良いということなんですが、自分で演奏しようにも、小学1年から6年間ピアノを習っていたとはいえ流石にもう指が動かないぞと。

どうしたものかと思案していたところ、ふと、(前に何かのライブでキーボード生演奏してた人いたよな)と記憶が蘇ります。僕はその生演奏していた人、おかフェスのおやすみ、前田さんにDMを送り、不躾ながら演奏して録音したデータをくださいというお願いをしました。

すると、難なくご快諾いただき、それから程なくしてCD音源とテンポが寸分たがわぬ『TAKUMI/匠』が送られてきたのです。

 

後日、またライブでお会いした際にお礼をばと思いお声をかけさせていただいたところ、「お礼は要らないのでその代わりに単独に出てください」と言われました。ラッキー過ぎる。こちらには得しかない。本当にありがとうございます。

 

単独当日、ゲストネタ4組目で僕は、前田さんの生演奏に合わせて『リフォームの匠』を披露することになりました。重ね重ねありがとうございます。

 

 

単独いいよなあ・・・

色んな種類のネタやれるし、幕間V作れるし、出囃子好きな曲使いまくれるし。

十九人とのツーマンライブ『スレッジハン人』を始め、いくつか単独に近いことはやったことあるんですが、完全な単独ライブはやったことないのでいつかやってみたいなあ・・・

 

できれば今年度中にピンの単独をやりたかったんですが、モタモタしているうちにガングリオンの久保ちゃんに先を越されました。

 

急げよスレッジハンマー安藤