泥リーチのネタ見せ会
「最年少」と言えなくなってきた。
とうふさんと時々言ってるんですが、我々2人は色んな場面で「ここにいる中で1番年下」とか「まだそんな歳なん!?」とか「若いのにすごいね!」とか言われてきた方で、僕に関してはそれに少し味をしめてた部分があります。
ところが同い年、更には年下の面白い人が山ほど出てきて、何年かやってきた分の集積を見られるようになってきました。世知辛い。
いつまでも最年少でいたかったし、いつまでもメシ奢られていたかったですね。
今日昼から「泥リーチのネタ見せ会」に参加させていただきました。泥リーチは元ブロンクスの中岡フェニックスさん、元ホルモン女MUSICのマッコ スケイビーズさん、元ペトラフォルトのペドラザさんからなるトリオです。(“元”なんて言わなくても他に言い方あるだろ!!と思われるでしょうが、一応揃えてみました。)
現青春ラブアンドコメディの中岡さん(言い方を変えてみました)がトリオの漫才(漫集と名付けられてました)が2人漫才に比べて発展が遅いことを憂い、トリオの可能性を広げるため組まれたトリオです。
↓詳しくはこちらを参照してください(とてもワクワクする文章です)
今日面白かったネタはいくつかあるんですがまず泥リーチの1本目のネタ。3本通して、あるキャラ付けがされてたんですが、それが見事にハマっている。現グリエルシャーベットのぺドラザさんが何を喋っても面白いキャラクターに変貌しつつあるのを見ました。プロデュース力すごい。
ぺドラザさんはピンネタもされたんですがこれも面白かった。なんというか見てない方に上手く説明できないんですけど、トリオでキャラ付けがしっかりされた分、ピンネタがより面白く見えました。
続いて水山さん。3本ネタをされたんですが、今日作ったという2本目が凄かった。単独ライブで長尺で見たいようなコント。泣かせに来てるかのような演劇チックなネタながら、それを邪魔しないような笑いどころもあり、“憑依”を得意とする水山さんの力がフルに生きる完璧なネタでした。本人にも伝えました。完璧なネタでした。
そして、そんな中にゲートナンバーというコンビがいまして、これがとても面白かったんです。大喜利をやってらっしゃる方には「将棋紳士」くんと言えば伝わりやすいでしょうか、彼が同級生と組んでいるコンビです。
3本漫才を見たんですが、とにかく心躍る!わかすDanceDanceDanceです。枠に囚われない新しい種類の漫才を次々と繰り出していました。ニッポンの社長さんを見ている時みたい。
関西で主催されてる方、1度オファーをかけてみてはいかがでしょう。
そして2人は僕よりも歳が2つ下なんです。
若いのにすごいね!